シルバー アクセサリー

純銀のストーリー

およそ46億年前、地球ができた超新星爆発によって形成された「銀」は、恒星内でも最も極端な環境でのみ生成される、希少価値の高い「星のかけら」。

ちなみに最古の銀製と思われる宝飾品は、紀元前3000年頃の古代遺跡遺跡から発見されたと言われており、その美しさと希少性から約5,000年もの間珍重されつづけ、腐食しないためカトラリーなど安全の象徴としても扱われます。 

さらに、「銀」はリサイクルされるので、数千年前に誰かが使っていたもののDNAが継承されており、それをまた繋いでいく、という悠久の物語も存在します。

そんな歴史を持つ「銀」と、日本古来から伝わる刀をつくる技法「鍛造」の応用「鍛金」技法を用いて作り上げたのが、eeeLaのアクセサリーです。   

eeeLa × 東京銀器

じつはあまり知られていない、東京・銀座と静岡市両替町を結ぶ歴史のルーツ。かつて徳川家康は、駿府にあった銀貨鋳造所「銀座役所」を現在の銀座2丁目に移し、正式な町名を新両替町としましたが、通称で「銀座」と呼ばれるようになったといいます。

このふたつの町を繋ぐルーツからインスピレーションを受け、江戸時代に使われた小判の”ござ目”をデザインに落とし込んだeeeLaアクセサリー。

制作を手掛けるのは、江戸時代から受け継がれる国指定伝統工芸品「東京銀器」の 伝統工芸士である銀師上川宗達氏。

彼の卓越した手彫りの技術と、eeeLaクリエイティブディレクター藤田によるコラボレーションで、懐かしいけれど新しい、他に類を見ない希少なアイテムを作り上げます。

作家紹介

上川達映(宗達)略歴
昭和55年3月 銀師の家に生まれる。
台東区出身
平成10年 父2代目上川宗照に師事。鍛金技法を学び始める。
平成14年 重要無形文化財保持者(人間国宝)である奥山峰石氏に師事
平成15年 第7回全日本金銀創作展入賞
平成19年 奥山峰石研修生発表展
平成23年 経済産業省大臣指定伝統工芸品である東京銀器の伝統工芸士として認定
平成25年 第11回全日本金銀創作展入賞
平成29年 奥山峰石研修生発表展
平成30年 トヨタ自動車日本のものづくりサポート事業「LEXUS NEWS TAKUMI PROJECT」2018年東京代表選出。
令和3年 「ART MARKET TENNOZ2021-TAKUMI BORDERLESS」に出展
宗達アートクラフト株式会社設立
伝統工芸技術を基盤に独自の技術とデザインを探求し、国内、国内外からの注目が集まる。 

【上川宗達 メディア出演】 TV

ディスカバリーチャンネル「明日への扉」スマイルエコ(フジテレビ) 2020年 めざましテレビ「キラビト」等

ラジオ

2019年nextTRADITION J-WAVE「LEXUS TOKYO TREASURE」等

雑誌 2020年 イオン会員誌「mom」LEXUS PREMIUM THANKS PLEASURE  LEXUS SELECTED DELIGHT等

Web

2019年 JAPANMADE 2020年 日立ソリューション「挑む人」等

過去オブジェ制作

LEXUS八王子 純銀製花器「高尾山」 LEXUS池上 純銀製花器「池亀」 LEXUSさいたま Senza Fine LEXUSときわ台 アートスペシャリスト九谷焼上端伸也、紀州桐箪笥伝統工芸士東福太郎、東京銀器伝統工芸士上川宗達コラボ作品「PLACE」 LEXUS等々力 紀州桐箪笥伝統工芸士、東福太郎 東京銀器伝統工芸士上川宗達のコラボ作品「生命の樹」 LEXUS藤沢 Senza Fine、スピンドルグリル器 等

宗達アートクラフト
https://www.soutatsukamikawa.com/

明日への扉
https://youtu.be/Yt2-lhnZVt4

 

アクセサリーができるまで

 

作るアイテムによりによって工程が前後する場合があるが基本的な流れは下記の通り。 粒(笹吹き)→塊→打つ→火入れ→打つ→曲げる→彫る→磨き 

・笹吹き
まずは「笹吹き」と呼ばれる純銀の粒を用意。



・銀の塊
「笹吹き」を約962℃の熱で溶かす。銀は加熱すると酸素を取り込む性質があるので、不純物と気泡ができないように塊にしていきます。



・打つ
銀の塊を叩いて板にしていく。叩くだけだと金属疲労がおきてしまうため、火入れ→叩きを繰り返し行います。

・曲げ
当て金を使って、手の腕の形に合わせて曲げていきます。火を入れると柔らかくなるので、叩いて密度をあげて固くするのを何回か繰り返します。

・打ち付け
ひと打ちひと打ち、バングルを道具に当てながら金槌で打ち付けます。心技体すべててが一体となったときに初めて完成します。

・彫刻
日本は古来より引いて切るのが文化なため、奥から手前に向かってタガネを入れていきます。これを「和彫り」と呼び、洋彫りと異なる力強さを感じさせます。  

・磨き 
3種類の研磨の布を使って丁寧に一個ずつ磨きます。最後は柔らかい布から磨いていきます。